まだ先なのに?台風の安全対策ガイド

日本で働く皆さん、最近の天気予報を見て驚いている方もいるかもしれません。
「まだこの時期なのに、もう台風がきているの?」と。
かつて日本の台風シーズンといえば「9月」がピークだと言われていました。しかし近年は気候変動の影響などで、強い台風が発生・接近する時期が「かなり早まっている」のが大きな特徴です。
今年もすでに台風が発生して、沖縄地方などへ上陸しました。
地震と違い、台風は「いつ来るか」が天気予報で事前にわかる災害です。
今回は、早まる台風シーズンに向けて、あなたの生活を守るための安全対策をまとめました。
1.台風が来る「前日」までにやるべき確認と3つの安全対策
台風のニュースが出たら、雨や風が強くなる前に、まずは会社への確認を行い、その後3つの具体的な準備を完了させてください。
【まず行うべきこと】企業への出勤状況・連絡方法の確認
台風が接近すると、日本の鉄道やバスは安全のために事前に全ての運行をストップする「計画運休」を行うケースが一般的です。
交通機関が止まると通勤ができなくなるため、日本の多くの企業では「在宅勤務」への切り替えや、自宅待機(出勤不要)の指示が出ます。

無理に出勤しようとして駅で立ち往生したり、怪我をしたりするのを防ぐため、台風が最接近する前日までに、当日の出勤はどうすべきか、また緊急時の連絡ルートを必ず上司や会社に確認しておきましょう。

会社への確認ができたら、以下の3つの生活防衛対策を進めます。
① 飲料水と数日分の食料の確保
台風が直撃すると、スーパーやコンビニからパン、おにぎり、カップ麺、水があっという間に売り切れます。外に出られない数日間を想定して、早めに食料と飲料水を買いだめしておきましょう。

② ベランダの荷物をすべて室内にいれる ※超重要!
強風で飛ばされた物が窓ガラスを割る事故が多発します。物干し竿、サンダル、ゴミ箱、植木鉢など、ベランダや家の外にあるものは、すべて家の中に入れてください。外に置いている自転車も倒れないように固定するか、可能であれば屋内に避難させましょう。

③停電と断水への備え
強風で電柱が倒れ、大規模な停電が発生することがあります。スマートフォンやパソコンはフル充電しておき、モバイルバッテリーも準備してください。

また、夜間に電気が止まった時のために「懐中電灯」を用意し、お風呂の浴槽に水を溜めて「トイレを流すための生活用水」を確保しておくことも大切です。

2.台風が直撃している「最中」の絶対ルール
台風が最も近づいている時、外は非常に危険な状態になります。
-
絶対に外に出ない
「少しだけなら大丈夫」「近くの川の様子を見に行こう」という行動が命取りになります。窓をしっかり閉め、家の中で安全に過ごしてください。

-
窓から離れて過ごす
万が一、外から飛んできた物でガラスが割れた時のために、窓ガラスにはカーテンやブラインドをしっかりと引いておきましょう。寝る時も、なるべく窓から離れた場所を選ぶと安全です。

3.ニュースの「キーワード」で危険度を知る
日本の天気予報では、台風を理解するための独特のルールがあります。
-
名前ではなく「番号」
日本ではその年に発生した順番に番号をつけます。「台風1号」というニュースを見たら、今年の台風シーズンが始まった合図です。

-
危険を知らせる言葉
ニュースで「非常に強い」「猛烈な」という言葉が聞こえてきたら、家屋が倒壊する危険があるレベルです。最大級の警戒をしてください。
※2025/09/22に放送されたニュースです。
まとめ
日本の台風は、ただの「雨風が強い日」ではありません。そして、その脅威は年々早い時期からやってくるようになっています。
しかし、会社との事前のコミュニケーションや生活の備えがあれば、パニックになることはありません。天気予報の「台風の進路」をこまめにチェックし、「早め早めの対策」を心がけて、今年の台風シーズンも安全に乗り切りましょう!