くらす
たべる
2026.9.09

日本の食品「賞味期限」と「消費期限」の違い

日本のスーパーマーケットやコンビニエンスストアで食品を買うとき、パッケージに日付が書かれています。
しかし、日本には「消費期限」と「賞味期限」という、2つの異なる日付のルールがあります。
多くの外国人が「この日付を過ぎたら捨てなければいけないの?」と迷ってしまいます。
この記事では、安全に日本の食品を食べるための、2つの日付の違いと正しい見方を分かりやすく解説します。

1. 「消費期限)」は安全のマーク


「消費期限」は、「この日までに食べなければいけない」という安全のための期限です。この日付を過ぎた食品は、お腹を壊すなど病気になる危険があるため、絶対に食べないでください。

  • 対象になる食品

お弁当、肉、魚、生菓子など。

  • 特徴

製造されてから「大体5日以内」に悪くなる、傷みやすい食べ物に書かれています。この日付は、メーカーが科学的な検査を行い、商品ごとに決定しています。

  • ルール

日付を過ぎたら、もったいなくても捨てましょう。

2. 「賞味期限」は美味しさのマーク


「賞味期限」は、「この日までなら一番美味しく食べられる」という味のための期限です。
この日付を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。捨てないでください。

  • 対象になる食品

スナック菓子、カップラーメン、缶詰、ペットボトルの飲み物など。

  • 特徴

長い間保存できる食べ物に書かれています。

  • ルール

日付を過ぎても、色や匂いを確認して問題がなければ、安全に食べることができます。

  • 【重要】捨てる時の基準

賞味期限を過ぎた食べ物をチェックしたとき、少しでも「変な匂いがする」「変な味がする」「危ない」と感じた時は、絶対に食べないで廃棄してください(捨ててください)。自分の感覚で安全を確かめることも大切です。

外国人の視点から「消費期限」と「賞味期限」の違いを英語で解説したショート動画

3. 外国人が迷いやすい「日本の日付の読み方」

パッケージの日付を見る時、数字の順番に注意してください。 日本の食品の日付は、基本的に「年.月.日」の順番で書かれています。

  • 例:「29.12.01」と書かれている場合

これは「2029年 12月 01日」という意味です。
※「29日 12月 2001年」ではありません。
最初の数字が「年」であることを覚えておくと、期限を間違えずに済みます。

4. 知っておきたい「保存方法」と「割引シール」

日付と一緒に確認すると、もっと便利で安全に買い物ができる2つのポイントを紹介します。

  • 保存方法を守る

消費期限も賞味期限も、正しい温度で保存した場合の期限です。パッケージに「要冷蔵」と書かれているものは、買ったらすぐに冷蔵庫(10℃以下)に入れてください。
常温保存」のものは、冷蔵庫に入れず、涼しい場所に置いてください。

  • お得な「割引シール」

日本のスーパーでは、夕方になると、消費期限が近づいたお弁当や肉に「半額」や「20%引(20% off)」というシールが貼られます。その日のうちに食べる予定なら、このシールの商品を買うとお金を大きく節約できます。

5. 【注意】開封した後は、期限に関係なく早く食べましょう!

ここで、日本で生活する上で一番大切なルールをお伝えします。
「消費期限」も「賞味期限」も、「パッケージを開けていない状態」でのみ有効な日付です。パッケージを開けた後は、そこに書かれている日付は関係なくなります。
空気に触れると食品はすぐに傷み始めます。パッケージを開けたら、期限の日付に関係なく、冷蔵庫に入れて1日か2日以内に早く食べきりましょう。

まとめ:正しい知識でフードロスを減らそう

日本のスーパーで買い物をする時は、以下の2つを思い出してください。

   消費期限:日付を過ぎたら捨てる

   賞味期限:日付を過ぎても食べられる


日本では、まだ食べられる食べ物を捨ててしまう「フードロス」が問題になっています。「賞味期限」の意味を正しく理解すれば、お金の節約にもなり、環境にも優しい生活ができます。
正しい知識を持って、日本の美味しい食事を安全に楽しんでくださいね!

このページを共有

Page Top