生活
2025.5.15

家電が故障したときはどうする?日本での正しい対応方法

日本での生活において、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などの家電製品(かでんせいひん)はとても大切です。しかし、長く使っていると、こわれてしまうこともあります。そんなとき、どうすればよいのでしょうか?このページでは、日本で家電がこわれたときの正しい対応方法をわかりやすく説明します。 

1. まずは保証書(ほしょうしょ)を確認しよう 

家電を買ったときに、保証書(ほしょうしょ)がいっしょについてきます。これは、家電がこわれたときに無料(むりょう)で修理(しゅうり)してもらえるかどうかの証明(しょうめい)です。 

  • 保証期間(ほしょうきかん):たいてい1年間 

  • 保証書はだいじに保管(ほかん)しておきましょう 

 ポイント 
保証期間内なら、無料で修理してもらえる可能性があります。 

(保証書の写真またはサンプルイメージ)

2. 大家さんまたは管理会社に連絡する(借りた部屋の家電の場合 

アパートやシェアハウスにすでに置いてある家電がこわれたときは、自分で修理しないで、まず大家さんや管理会社(かんりがいしゃ)に連絡してください。 

たとえば: 
「冷蔵庫が動かなくなりました。修理をお願いできますか?」と連絡します。 

3. 自分で買った家電がこわれた場合 

保証期間内なら? 

① 家電を買ったお店に連絡する(例:ヤマダ電機、ビックカメラ、Amazonなど)

②  保証書とレシートを見せて、修理をお願いする 

保証が切れている場合は? 

  • 修理を依頼(いらい)するか

  • 買いなおすかを考えましょう 

(家電量販店のカウンターや修理受付のイメージ)

4. 修理の依頼方法(しゅうりのいらいほうほう 

お店で買ったとき:

  • お店に行く 

  • 保証書とレシートを見せる 
  • 修理の相談をする 

ネットで買ったとき: 

  • 購入サイト(Amazon、楽天など)の「注文履歴(ちゅうもんりれき)」から連絡 

  • 保証があるか確認 

(スマホで注文履歴を見る画面の例)

5. 修理のときに使う日本語フレーズ 

日本語の言い方 

意味 

 家電が動きません 

The appliance doesn’t work 

 修理をお願いしたいです 

I’d like to ask for a repair 

 保証書があります 

I have a warranty card 

 音がしますが、動きません 

It makes a noise but doesn’t work 

○○(家電の名前)がこわれました 

My ○○ is broken 

6. 不用品(ふようひん)として処分(しょぶん)したいとき 

こわれた家電をもう使わない場合、正しく処分する必要があります。 

大きな家電(冷蔵庫・洗濯機など)の処分方法 

① 市役所や区役所に相談する 

「家電リサイクル券」が必要 

お金(リサイクル料)を払って処分 

小さな家電(トースター、ドライヤーなど) 

  • 一部は燃えないごみで出せます(市区町村による)

  • 粗大ごみ回収になる場合もあります 

ごみの出し方は、住んでいる市のルールをチェック!

(粗大ごみの出し方パンフレットや回収車の写真)

よくある質問(Q&A) 

Q:保証書がなくても修理できますか 

A:はい、有料ですが修理してもらえることもあります。

Q:修理と買いなおし、どちらがよいですか

A:修理が高いときは、新しいものを買ったほうがよいこともあります。 


まとめ:困ったときは1人で悩まず相談を! 

  • 保証書があるか確認! 

  • 借りた部屋の家電は管理会社へ 
  • 自分で買った家電はお店やメーカーに連絡 
  • 修理が無理なら正しく処分しよう 

 

困ったときは、日本語がわからなくても友だち、日本語学校の先生、支援団体に相談してみましょう。 

(相談している様子:友人や先生と話す場面)

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