くらす
2026.4.19

なぜ5月になると日本人は疲れているの?気をつけるべき「5月病」

日本での生活や新しい仕事がスタートして、少し時間は経ちましたか?
ゴールデンウィークの長い休みが終わったあと、周りの日本人の同僚たちが「なんだか疲れているな」「元気がないな」と感じることはありませんか?
そしてあなた自身も、「朝起きるのが辛い」「仕事に行くのが少し憂鬱」と感じていませんか。 実はそれ、日本では「5月病」と呼ばれる、この季節にとても多い症状かもしれません。
今回は、日本の不思議な言葉「5月病」の理由と、外国人ワーカーが自分の心と体を守るためのヒントを紹介します。

なぜ5月に疲れるの?理由は日本の「4月スタート」文化


日本では、学校も会社も「4月」が新しい1年の始まりとなります。
そのため、4月は新しい職場、新しいルール、新しい人間関係がスタートする、日本人が1年で一番「がんばる」時期なのです。
4月の間、みんな無意識のうちに無理をして、大きなストレスを抱え込みます。
そして5月の「ゴールデンウィーク」という長い休みで緊張の糸が切れてしまい、連休明けに一気に疲れが出てしまう。これが「5月病」の正体です。「5月病」は正式な病名ではなく、環境の変化による心身の不調を指す一般的な言葉です。
特に外国人の方は、新しい仕事だけでなく、「日本語でのコミュニケーション」や「日本のマナー」にも毎日対応しています。
日本人の何倍も気を使って疲れてしまうのは、当たり前のことなのです。

これって5月病?心と体のSOSサイン

「ただの疲れかな?」と思っても、以下のようなサインが続いていたら気をつけてください。

  • 朝、どうしても起きられない
  • 夜、よく眠れない
  • 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
  • 会社に行きたくない、やる気が出ない
  • 理由もなく悲しくなったり、イライラしたりする

5月病を乗り切る!ための4つのヒント

「自分はダメだ」と責める必要はありません。
5月病は、あなたが4月に新しい環境で一生懸命がんばった証拠です。
以下の方法で、少しずつ自分のペースを取り戻しましょう。

1. 「60点」でOK!完璧を目指さない

日本の職場はルールが細かく、完璧を求められるように感じるかもしれません。
でも、最初は「60点」できれば十分です。「今日は会社に行けただけで素晴らしい」と、自分に対するハードルを下げてみてください。

2. 母国の料理を食べて、自分を甘やかす

異文化の中で頑張る心と体を癒すには、慣れ親しんだ味が一番です。ダイエットや節約は少しお休みして、あなたの国の美味しい料理を作ったり、母国のレストランに行ったりして、自分をたくさん甘やかしてください。

3. 朝、太陽の光を浴びる

長い連休で生活リズムが崩れてしまった時は、太陽の光が効果的です。朝起きたらまずカーテンを開けて、朝日を浴びましょう。これだけで、心を落ち着かせるホルモンが出やすくなります。

4. ひとりで悩まず、誰かに話す

「辛いな」と思ったら、母国の家族や友人、または同じように日本で働く外国人のコミュニティで話をしてみましょう。自分の国の言葉で気持ちを話すだけで、ストレスは大きく減ります。

外国語で相談できる窓口もあります

どうしても辛くて、誰かに助けてほしい時は、外国語で相談できる日本のサポート窓口を頼ってください。秘密は守られます。

よりそいホットライン(YORISOI Helpline)

英語、中国語、韓国語、ベトナム語など、さまざまな言語で生活の悩みを電話相談できます。
サイトはこちら

TELL(Tokyo English Life Line)

英語でのこころの相談窓口です。(電話・チャット) 
サイトはこちら

まとめ

日本で働き、暮らすことは、とても大きなチャレンジです。
疲れを感じたら、それは心と体のお休みのサイン。焦らず、ゆっくりと深呼吸をして、あなたのペースで日本の生活を楽しんでいきましょう。

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