きる
2026.1.05

街中が着物でいっぱい?「成人の日」と振袖の謎

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月の第2月曜日、日本の街が突然カラフルな「着物」で溢れかえるのを見たことはありますか?
それは、日本の若者たちが大人になったことを祝う国民の祝日、「成人の日」です。
まるで映画のワンシーンのように華やかなこの日。なぜ彼らは特別な衣装を着ているのか?そして、あの美しい着物はいくらするのか?
外国人が不思議に思う、日本の「大人になる日」の秘密を徹底ガイドします。

成人の日の歴史:サムライの儀式から現代へ

日本では古くから、子供が大人になるための儀式が行われてきました。かつてサムライの時代には「元服(Genpuku)」と呼ばれ、髪型を変えて大人の名前をもらう儀式がありました。
現代の「成人の日」は1948年に制定された国民の祝日で、「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする若者を祝う」日です。
現在、日本の法律上の成人年齢は「18歳」に引き下げられました。しかし、多くの自治体の式典(成人式)は、18歳だと大学受験や就職活動と重なってしまうため、伝統通り「20歳」を対象に行われています。
そのため、この日は「20歳のお祝い」として定着しています。

★ ここでチェック!

  • 日程: 1月の第2月曜日(祝日)
  • 目的: 社会全体で若者の門出を祝う
  • 衣装: 女性は「振袖(Furisode)」、男性はスーツや「袴(Hakama)」

成人の日の3つの見どころ

1. 「振袖(Furisode)」の美と衝撃のプライス

この日、多くの女性が着ている袖の長い着物を「振袖」と呼びます。
これは「未婚女性の第一礼装」とされる最も格の高い着物で、長い袖には「厄を払い、幸せや良縁を招き寄せる」という意味が込められています。

気になるお値段は?

実はこの振袖、非常に高価です。

  • レンタル: 平均10万~30万円
  • 購入: 平均30万円~100万円以上

たった一日のためにこれだけの費用をかけるのは、親から子への「愛」と「成長の喜び」の表現なのです。

2. 驚きの場所で開催!ユニークな成人式

通常は市民ホールなどで行われますが、日本には驚くような場所で式典を行う地域があります。

  • 千葉県浦安市:

なんと「東京ディズニーランド」で成人式が行われます。ミッキーマウスたちが新成人をお祝いしてくれる、夢のような式典です。

  • 千葉県鴨川市:

「鴨川シーワールド」で開催され、アシカなどの海の動物たちが祝福してくれます。

など、全国各地で様々な成人式があります。

3. 夜は「同窓会」でパーティー!

式典が終わった後の夜こそが、若者にとっての本番かもしれません。
振袖からドレスや私服に着替え、居酒屋やレストランで「同窓会」などよく開催します。
久しぶりに会う旧友とお酒を飲みながら、昔話に花を咲かせる。これが日本の若者にとってのリアルな「成人の日」の楽しみ方です。

外国人から見た「成人の日」の楽しみ方

神社のフォトスポットへ行こう

式典の前後に、家族や友人と神社へお参りに行く若者がたくさんいます。
特に東京の「明治神宮」や浅草、京都の「平安神宮」などは、美しい着物姿を見ることができるベストスポットです。
雪が降る地域では、雪景色と鮮やかな着物のコントラストが息をのむ美しさです。

写真を撮りたいときは?

あまりに美しいので写真を撮りたくなるかもしれません。
遠くから風景として撮る分には問題ありませんが、個人を撮影したい場合は必ず声をかけましょう。
彼らにとっても晴れ舞台なので、礼儀正しく頼めば、喜んで応じてくれることも多いです。

アドバイスとマナー

  • 「おめでとう」を伝えよう

街で着物姿の若者と目が合ったら、「おめでとう(Omedeto)」と声をかけてみてください。きっと素敵な笑顔が返ってきます。

  • 通行の邪魔にならないように

袖の長い振袖や、履き慣れない草履(Zori)は、歩くのが大変です。駅や道では道を譲るなど、優しく見守りましょう。

まとめ

「成人の日」は、日本の若者にとって一生に一度の晴れ舞台であり、家族の絆を再確認する日でもあります。
美しく着飾った彼らの姿は、日本の未来そのものです。
もし1月に日本にいるなら、ぜひ街に出て、この華やかで幸せな「日本のお祝い」の空気を肌で感じてみてください。

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