くらす
2025.8.26

日本の病院の受日本の病院の受診方法とは?〜初めてでも安心できるガイド〜

日本で生活するうえで、病気やけがをしたときには病院へ行く必要があります。しかし、初めての国で病院に行くのは不安ですよね。「どうやって予約するの?」「健康保険は使えるの?」「日本語が話せなくても大丈夫?」など、わからないことが多いかもしれません。
この記事では、日本で病院を受診する流れや注意点を、やさしい日本語でわかりやすく説明します。

病院前に知っておくこと

病院の種類

日本にはいくつかの医療機関があります。

クリニック(診療所):かぜや軽いけがなど、日常の病気に対応。

  • クリニック(診療所):かぜや軽いけがなど、日常の病気に対応。
  • 総合病院・大学病院:大きな病気や専門的な治療が必要な場合に行きます。

保険証(健康保険証)が必要

多くの場合、日本の会社で働いている人は健康保険証を持っています。このカードを受付で見せることで、医療費の自己負担が3割になります。

日本では、病院に行くためには健康保険への加入が必要です。仕事先で加入しない場合は、自分で市役所で加入します。詳しくはこちらの記事をご覧ください:

【保存版】日本で生活を始めるための行政手続きガイド

病院を受診するステップ

1. 病院を探す

  • インターネット(Googleマップなど)や地域の外国人支援センターで探せます。
  • 「内科」「外科」「耳鼻科」など、症状によって診てもらう科が違います。

キーワード例:「●●駅 内科」「外国人対応 クリニック」

2. 予約する(必要な場合)

  • 小さなクリニックでは予約が必要ないこともあります。
  • 総合病院や人気のあるクリニックでは、事前予約が必要です。
  • 電話または病院のウェブサイトから予約できます。

3. 病院に行く

受付で以下のものを出します。

  • 健康保険証
  • 在留カード(必要な場合)
  • 診察券(2回目以降)

日本語が不安な人は、「通訳が必要です」と受付で伝えましょう。

よく使う日本語フレーズ:

  • 「はじめてです」→ 初診の場合
  • 「○○がいたいです」→ 体の症状を伝えるとき
  • 「英語の通訳はいますか?」

4. 診察を受ける

  • 呼ばれたら診察室に入ります。
  • 医師(先生)に症状を説明します。
  • 言葉に自信がない人は、翻訳アプリを使っても大丈夫です。

5. 会計をする

  • 診察が終わったら、受付でお金を払います。 
  • 健康保険があれば、費用は3割で済みます。 
    例:5,000円の治療費 → 1,500円の支払い 

6. 薬を受け取る

  • 医師から「処方せん(しょほうせん)」をもらいます。
  • 近くの薬局(やっきょく)に処方せんを持って行きます。処方箋の使い方はこちら
  • 薬剤師(やくざいし)が薬を出してくれます。

よく使う薬局フレーズ:

  • この薬はいつ飲みますか?
  • 副作用(ふくさよう)はありますか?

日本語が苦手な人へのサポート

  • 多言語対応の病院:英語や中国語、ベトナム語などに対応している病院があります。
  • 通訳サービス:地域によっては、無料の医療通訳サービスがあります。

「多言語 対応 病院 +地域名」で検索してみましょう。

困ったときの相談先

  • 外国人支援センター
  • 市役所の国際課
  • NPO団体(多言語サポートあり)

まとめ

日本で病院に行くのは、最初は不安かもしれませんが、流れを知っておけば安心です。保険証を持っていれば医療費も安くなりますし、日本語が苦手な人向けのサポートもあります。
大事なのは、がまんせずに早めに病院へ行くことです。

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